自己流・独学・アクリル絵の具の使い方:”超”注意点を知ろう
アクリル画に必要な用具がわかったら、
イメージトレーニングをしておきましょうか♪
どのような絵を描きたいかで多少の違いはありますが
絵の具や道具が無駄になってしまったり嫌になってしまったりする方は
結構いらっしゃいます。
最初は「えー、アクリル画って面倒くさそうだな」と思われるかも、
いやいや、ちょっとした「習慣」、楽しくやるための「儀式」と思って
アクリル絵の具に「おはよう!」「またね!」と声をかける気持ちで
接してあげて下さるだけでいいんですよ。
ひと手間の素敵♪まず覚えておこう!
アクリル絵の具はカチカチになるけれど実は「水ととっても仲良し」なの~
アクリル絵の具は厄介な分、出来上がった絵は頑丈で、
いつまでも発色が良くて他を汚さないすぐれた絵の具です。
絵の具の水分が蒸発するとすぐ、アクリルの名のとおり硬くなります。(コロナ禍ですっかりおなじみになった、あの仕切り板、アクリル板!を思い出してください。)
描くときに手間のかかる分、それ以上に仕上がったあとがラクなんです。
お水と一緒にいるときはでれでれとろとろ、好きなように扱えますが
一旦水が離れてしまうと丈夫なガンコ者に変身!ツンデレなアクリルくん!
その特性をうまーく利用できるようにもっていけばアクリル絵の具の達人に♪
いちいちキャップを閉めましょう
アクリル絵の具はすぐに固まり始めます。
必要なだけとったらすぐにキャップを!
絵の具のキャップはとても大事なのねぇ~
特にアクリルガッシュ(ざらっとしたもの)の乾燥は速いです。
色々な色を使って細かく描きたい時などは「絵描きとはふたをする人生なのか」
と思うくらいくるくるくるくる、開けたり閉めたりを繰り返します。
でも、慣れてしまえば絵を描く楽しさで忘れちゃいます。
筆、すぐに洗おう、よく洗おう!
大き目なペットボトルにきれいなお水を入れて、
汚れたお水をためる小さなバケツがあってもいいね~
固まるのが早いので、筆について固まったらガチガチです。
ちょっと食事・・・なんて間にカッチカチに。
手から離すときはまず筆洗に入れるようなクセをつけるといいかもしれません。
注:筆洗に放り込んだままにすると毛先が曲がっちゃうので気をつけましょう。
根本からよーく洗っておかないと私の筆のように
毛先しか使えないー!なんてことになります。
固まったのを無理にほぐすともう・・・・
お洋服やカーペットを汚さないように
きゃあ!
アクリル絵の具は布についたら落ちません。
色が染み込むのでなく繊維にへばりつくので漂白剤も効きません。
乾く前に速攻でお水でよくもみ洗いすれば色によりますが落とせます。
お洋服、カーペット、布団、カーテン、クッション、
気をつけましょう。
排水にも気をつけよう!
排水口のずうっと先には、おさかなが泳いでるんだよね~
筆を洗って汚れた水を流し台の排水に捨てたら
排水口のあたりをきれいな水で流しておかないとシンクだけでなく
配水管まで汚れが付着してとれにくくなります。
薄まったアクリル絵の具は・・乾けばビニール袋みたいなもの、ですよね。
こすれば落ちるのですが手の届かない配水管の中はどうなるでしょう。
パイプの中の油やカビ、髪の毛を溶かす液剤は売られていますが
アクリルには効かないと思うのです。
以上がこのページのテーマ「アクリル絵の具って、すぐ固まっちゃうんだぜー!」でした。
次は、そんな特性を活かした楽しみ方色々です。どうぞ!