アクリル絵の具の使い方4:専門技術を学んでみる?

アクリル絵の具の使い方、acrylicバナー

絵を描くうえで「遊ぶ」ということは本当に大事です。
しかし最初に基礎を、何か手がかりが欲しい方やまずデッサンを学びたいなどはぜひ、専門書、専門学校、アートスクール、絵画教室などで学ばれると安心してよりのびのびと絵が描けるはずです。

市販のハウツー本

風景画や静物などをきちんと描きたい人にはアクリル画や水彩画の手引書がとても参考になります。 影の色の作り方、塗り方まで親切に出ています。 補色や混色などセオリーどおりに描きたい人向けかもしれません。ポイントはたとえば「影はこの色でなければ!」など思い込まないことです。写実的に描く時も、照明や映りこみ、 細かく言えば外国と日本の空気の違いのようなのがあるので柔軟な感覚をもって参考にしましょう。

お手本通りの絵を描けるようになるのも上達につながります。
また、名画やお気に入りの絵を模写するのもおすすめです。
専門的学習にもそういった訓練は欠かせないようです。

※ただし、どんなに上手に描けても模写をを自作として販売やコンテストにエントリーしてはいけません。
※文中スポンサーリンクはあくまで参考のためのテキスト本一覧です、実際に書店でご覧になってお買い求め下さいね。

半独学:

絵筆のタッチに役立つトールペイント、メヘンディ、写経など…絵はもちろん、立体への装飾、飾り描きに威力を発揮する「筆づかい」に

花、鳥など鉄板モチーフ:「トールペイント」

木の家具などにヨーロッパ調の花や鳥を描く美しいペイント。
筆の動かし方や絵の具の粘度を使い分け・・が身につくと思うのです。
家具や雑貨に直接真剣に描かねばならない慎重を要する技法ですから
きっと良いテクニックが学べることでしょう。

メヘンディー

最近日本でもブームで専門店やシールも出ているインドの「メヘンディー」も筆の運びと模様が魅力的です!(ヘナで花嫁さんが肌に描いて貰う素敵なタトゥー風ペイント)
「ゼンタングル」も面白そうです。

書:写経

も渋い!

イタリック:カリグラフィー

おしゃれに!

実際にあれこれ描いていると、それらが必要なシーンによく遭遇します。
アンギュラーでぐいっと広げるように描く、ライナーや丸筆の毛先を活かして
トメ、ハネ、はらい、を描くなどです。墨での描き具合と何か違うぞ!?
そう思われたらその違いをしっかりと感じとれれば大丈夫です。
他にもステンシルや水墨画などヒントになる技法はたくさんあります。

本格的な芸術に近づきたい方へ

独学でいたくない方はここまでです

デッサンを繰り返し画力に自信あり!の方や、今後そうありたい方は専門的な学習をおすすめします。美大や専門学校などもたくさんあります。目指したい師を見つけて入門するのも良いでしょう。それと併せて、古典美術、現代アート、デジタルアート/フィジカルアート分け隔てなく良い絵画とたくさんめぐり合うチャンスを設けてくださいね。
きっとその感動、尊敬、共感が御自身の画に活かされます。
ギャラリーの企画テーマ展に参加するなど発表の機会も持ちましょう。

正統派の学習でちょっと疲れちゃったとき、
やっぱり自由にやっちゃおう!と思ったときにまたぜひぜひおいでくださいね!

それじゃ、初心者、自己流、個性を極める方向で実践編に参りましょう。
次はまず、実際にアクリル絵の具と水の関係を体験します!いってみよー

やっぱり、自由に楽しみたい
・・・・・そんなあなたは次へ!

アクリル絵の具で絵を描こう!!実技変1:水はともだち